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skygunnerとは
-about skygunner-
メディア、形態などについて
Playstation2用のシューティングゲームです。
Pixel Arts製作、SCEI(Sony Computer Entertainment Inc)販売元。
ストーリー、世界観について
「ここは、空を飛ぶことが難しくない世界。・・・」(説明書より)
とはいえ、世界の住民たちには羽が生えているわけではなく、
主人公達はエンジンつきの飛空艇を操ります。
ご近所にも気軽に飛んでいけるこの世界で、
彼らは戦闘艇「ガンナーマシン」に乗ることを許された
「ガンナー」と呼ばれるエリート。それも凄腕です。
彼らの役目は、街の平和を守る事。
冒険の舞台となるリーヴの街では、博覧会の開催が近づいていました。
会場上空の豪華客船で永久機関が披露されるこの日、
博覧会の展示品を狙う大泥棒が姿を現します。
大型戦艦と、自分の作った自動人形である、たくさんのプーレ達を引き連れて…。
さあ、ガンナー達と大泥棒の大立ち回りの始まりです。
地球の歴史の中で言えば、産業革命あたりの華やかな時代です。
一番近い世界観は、宮崎駿の「名探偵ホームズ」(犬版)でしょう。
ていうか、まんま。
シューティングというと、リアルな戦闘の表現に腐心しているものが目に付く中で、
これは180度逆を向いています。
なにしろ、住民たちには「しっぽ」が生えているのですから。
ファンシーな外見を裏切る事なく、お話はお気楽で爽快で痛快な方向へ進んでいきます。
敵は大泥棒だけど、大金持ちだし。
直接戦うプーレ達は戦闘艇を打ち落としても必ずパラシュートで脱出するし。
陰謀が全くないわけではありませんが、
プレイヤーは気がねなく敵の撃墜に専念できる楽しいゲームです。
ゲームシステムについて
3Dシューティングと言うことで、非常に難しい印象がありますが、
方向キーで直感にしたがって操作できるモードが登載されているので、
シューティング初心者でも楽しめます。
もちろん、ヨー、ピッチ、ロールをコントロールするモードもあります。
最初は惨憺たる成績でも、2回目、3回目とプレイを重ねる内に
不思議なほど上達していきます。
最初は、目の前のを撃破するのがやっとだったのが、
いつのまにが画面全体や画面の外まで意識できるようになったり。
「絶対無理だ!」と思っていたデベロッパーズレコードにも
「ひょっとして行けるんじゃ?」と、効率の良い撃破を研究してみたり。
ちなみに、選べる主人公はメインが3人ですが、
共同戦線を張る際は残りの二人も独自に敵を破壊しているので、
攻撃しているのが見えて楽しかったり、
自分が狙っていた敵を打ち落とされて口惜しかったり。
なかなか芸が細かいゲームです。
大きな戦闘艇や、プーレ達が駆る小さな戦闘艇が所狭しと
画面内にひしめいてそれぞれが動く様は圧巻ですよ。
1回ストーリーを通してプレーするとだいたい1時間というのも、
勝手が良くて好きでした。一日1時間に相応しい(笑)。
細かい事をあげればキリがありませんが、
世界観を大切にして作り込まれているところに好感が持てます。
これは余談ですが、オープニングアニメは秀逸です。
それから、BGMも世界に相応しく、オーケストラをベースにした
軽快ながらも良質なものである事を付け加えておきます。
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